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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2013年08月09日

今日のコラム


8月9日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

相談調が大事

 たとえば、ある一つの仕事をしてもらう場合、単に命令すればそれで事がはこぶ、と考えてはいけない。指示し、命令するだけだと、とかく“命、これに従う”ということになって、ほんとうにいい知恵、力強い姿は生まれてきにくい。

 だから、「あんたの意見はどうか、ぼくはこう思うんだがどうか」というように、できるだけ相談的に部下にもちかけることが大事だと思う。そうして部下の考え方なり提案をとり入れつつ仕事を進めていくようにするわけである。そうすると自分の提案が加わっているから、その人は仕事をわが事として熱心に取り組むようになる。人を活かして使う一つのコツは、そういうところにもあると思う。




2013年8月9日天声人語(OCN*朝日新聞デジタル)

天声人語

▼うんざりするような数字が、天気予報の予想最高気温の欄に並んでいる。立秋を過ぎて暑さはいよいよ衰えを知らない。児童生徒にとっては、長い休暇ももう半ばだ

▼きのうの本紙教育面に「今からできる!夏休み勉強法」という記事があった。学校の宿題は7月中に終えたという小6の話に感心する。8月は塾に通うという。同じ時分のわが身と引き比べてみる

▼毎年、宿題を先延ばしし、最後の日々を暗然として過ごすことを繰り返した。こんな調査がある。宿題を後回しにする傾向の強い人は弱い人より、飲酒、喫煙、ギャンブルなどの習慣を持つ人が多いという(池田新介〈いけだしんすけ〉『自滅する選択』)

▼目先の楽しみに飛びつき、いやなことは先送りする。短期の利益を長期の利益に優先させる。成績や健康も気にはなるけれど、我慢ができず、後で悔やむ。いまケーキを食べるか、あすの体重を気にしてやめておくかという選択も同じだ

▼あすからは必ず宿題をやる。だからきょうだけ遊ぶ。こんな言い訳もよく使った。これは将来の自分への過信であり、楽観だという。あすの自分もきっと駄目だと自覚しているなら、きょうからせっせと片付けることになる。なるほど、である

▼時の過ぎゆく速さは一定ではない。先は長いと思って過ごす1週間と、後がないとなってからの1週間では足取りが違う。そぞろ歩きの気分でいられる時期は終わり、そろそろ駆け出さなければとせき立てられる頃合いか。酷暑に気をつけて無理せずに。  

Posted by kazu at 06:03Comments(0)