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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2014年03月31日

今日のコラム

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月31日松下幸之助 一日一話(松下幸之助.COM)

道は無限にある

 お互い人間というものは、常にみずから新しいものをよび起こしつつ、なすべきことをなしてゆくという態度を忘れてはならないと思います。お互いが、日々の生活、仕事の上において、そういう心構えを持ち続けている限り、一年前と今日の姿にはおのずとそこに変化が生まれてくるでしょうし、また一年先、五年先にはさらに新たな生活の姿、仕事の進め方が生まれ、個人にしろ事業にしろ、そこに大きな進歩向上がみられるでしょう。

 大切なことは、そういうことを強く感じて、熱意をもって事に当たるという姿勢だと思います。そうすればまさに“道は無限にある”という感じがします。


【コラム】筆洗

2014年3月30日 東京新聞TOKYOWeb

▼日本には連合国軍総司令官のマッカーサー元帥の名を持った道路が、過去を含め複数存在する。その一つ、東京都心と臨海部をつなぐ、環状2号の新橋-虎ノ門間が二十九日開通した

▼戦後復興のため一九四六(昭和二十一)年に都市計画決定され、六十八年かかったというから長い長い「一・四キロ」である

▼マッカーサーが建設を指示したことから、その名がついたという説はあまり当てにならない。起居した在日米国大使館が虎ノ門にあったためという説の方が有力だろう。ひょっとしたら建設を急ぐため、誰かが「権力者」の名を勝手に持ち出したのかもしれぬ。用地買収が難しかった事情を思えば、そんな空想もできる

▼もう一つ。広島市中区紙屋町。広島城への道を「マッカーサー道路」とかつて呼んだ。原爆の爆心地に近い。<広島の中心、ここ紙屋町広場の一隅に かたづけ残されころがった 君よ>。詩人、峠三吉の「その日はいつか」にある

▼<此(こ)のなつかしい広島の、広場につづく道がやがてひろげられ マッカーサー道路と名づけられ…>。その名への怒りである。五五年、広島市は鯉城(りじょう)通りと改称している

▼新橋-虎ノ門の方の愛称は「新虎通り」というが、マッカーサーの名を残す手もあるだろう。戦争。敗戦。占領。日本に何があったか。心をギクリとさせる道の名は過去を思い、伝える道具になる。

☆ 今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆
  

Posted by kazu at 06:17Comments(0)

2014年03月30日

今日のコラム

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月30日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

引き下がる決断

 やるべきときにやる、引くべきときに引く、いわゆるこの出処進退ということが、人間として、とくに経営者として一番大事なことではないでしょうか。

 たとえば、ある一つの仕事がもう一つうまくいかず、やめた方がいいとなった場合、そこにはやはり何らかの犠性が伴います。世間からもいろいろな批判を受けるでしょう。また信用も失墜するかもわかりません。しかしそれを惜しんでいてはいけない。惜しんでいるとなかなかやめられない。やはりそういうものにとらわれず、やめるべきものはやめるんだという引き下がる決断をすることが経営者として大切だと思うのです。



【コラム】筆洗

2014年3月29日東京新聞TOKYOWeb

▼祭りは、何かと物入りだ。祭り好きの江戸っ子は人に用立ててもらってまで、その日に備えたというから恐れ入る。古い川柳に、こんな句がある。<借金をいさぎよくする祭前>

▼お祭りならぬ、政(まつりごと)も物入りだろう。政治の世界の最大の祭り・国政選挙ともなればなおさらだが、それにしても、である。借りも借りたり八億円。みんなの党の渡辺喜美代表が、化粧品販売会社の会長に用立ててもらった額は、半端ではない

▼借りたのは選挙前で、貸した方は「選挙資金として」と言っているが、ご本人は「個人的な借り入れで、選挙資金としてではない」。江戸っ子からは、「どうにも、いさぎよくねぇな」とやじが飛びそうだ

▼選挙に使わなかったのならば、何に使ったのか。記者会見での渡辺さんの答えがふるっていた。「例えば、わたし酉(とり)の市によく参りますが、かなり大きめの熊手を買って帰ります」。無担保で八億円も借りられたというから、きっと御利益抜群の熊手だったのだろう

▼<酉の町舟でも伏せていくところ>も古川柳。江戸の昔、酉の市の境内には賭場も設けられた。そこに行く舟の中で早々にばくちが始まったという句。ここで「伏せる」のはサイコロを入れる壺(つぼ)皿のことだが、渡辺さんは何か大事なことを伏せていないか

▼『日本国語大辞典』を引けば、熊手には「欲張り。強欲者」との意味も出てくる。


【社説】
プロ野球開幕 ファンの支持が最優先

2014年3月29日東京新聞TOKYOWeb


 いよいよプロ野球が開幕した。今年はプロ野球ができて八十周年の節目。統一球問題で揺れた昨年からコミッショナーも代わり新しい歴史が始まる。熱いプレーでファンの支持を回復してほしい。

 一九三四年に大リーグ選抜軍と試合をするためプロ野球選手が誕生、大日本東京野球倶楽部が設立され、日本のプロ野球の歴史が始まった。

 その間、数々のスターが誕生、野球が文化的公共財として圧倒的な支持を集めてきた。しかし昨年は統一球問題で野球界が大きく揺れた。

 三年前に導入した統一球が規定を下回る反発係数で「飛ばないボール」になっていた。昨年になり選手、ファンに知らせず、こっそり飛ぶボールに変更していた。

 事態が表面化して有識者による第三者調査・検証委員会で調査結果をまとめたが、ガバナンスの欠如など日本野球機構(NPB)の体質そのものを厳しく批判するものだった。

 新たに就任した熊崎勝彦コミッショナーは「反省すべきは反省して、前へ進みたい」と、組織力の強化などプロ野球改革に意欲的だ。法律家でもあるコミッショナーへの期待は大きい。プロ野球の重みを考えても開かれた機構にすることが大切だ。

 ダルビッシュ有投手に続き田中将大投手が大リーグに入団するなどスターの海外への流出が人気低迷の一因になっている。人気の回復が球界にとって重要な課題だ。コミッショナーも「ファンあってのプロ野球の考えが何より大事だ」と強調する。各球団、選手もこの原点を忘れないでほしい。

 昨年のシーズンでは、東北楽天イーグルスが日本一に輝き、震災復興途上の東北に元気を与えた。野球の持つ底力をあらためて見せてくれた。二〇二〇年の東京五輪で野球・ソフトボールが正式種目として復活する可能性もまだ残っている。プロ野球が日本中を盛りあげることもその実現への近道だ。

 今年のシーズンは松井裕樹投手をはじめ注目される新人も多い。球界の“レジェンド”山本昌投手も健在だ。新旧の力がぶつかり合う戦いはファンにもたまらない。

 セ・リーグで唯一監督が代わったドラゴンズの戦いも楽しみだ。谷繁元信捕手が選手兼任監督という久々の大役で、どこまで野球を面白くしてくれるか。球界、日本中を熱く盛りあげてほしい。

☆ 雨の朝です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆

カープVメール
29日ナゴヤドーム、カープ6―1中日、勝ち投手九里1勝、本塁打エルドレッド1号、2号

開幕 3連勝になりますか、楽しみです。  

Posted by kazu at 09:47Comments(0)

2014年03月29日

今日のコラム

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月29日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
給料は社会奉仕の報酬

 給料というものは、自分の生活を営む上で当然必要であるから、働くことの一つの目的ではあろうが、もっと大事な目的を忘れてはならないと思う。

 それは、自分の仕事を通じて、あるいはそのつとめた会社、商店を通じて、社会に尽していくということである。いわば職業人として、産業人としての使命をよりよく遂行していくことである。大きな意味で言えば、人間としての使命を果たしていくことにも通じると思う。

 だから見方を変えれば、給料というものは、そのように仕事を通じて社会に奉仕貢献していくことの報酬として与えられるものとも考えられよう。


【コラム】筆洗

2014年3月28日東京新聞TOKYOWeb

▼一九五〇年の春、英国で一人の青年が絞首刑に処せられた。幼い娘を殺したというのが、その罪状だった。彼の名チモシー・エバンスは、死刑廃止の一つの契機をつくった人の名として、英司法史に刻まれることになる。処刑後、真犯人が捕まったのだ

▼この悲劇を受け、司法のありように疑問の声がわき起こった。内務省は調査に乗り出したが、出てきた報告書は捜査機関をかばう内容。国会で議員らは、こう追及したという

▼「我々がこの報告書を問題にしているのは、真実を明らかにせぬからではない。真実を隠蔽(いんぺい)しているからだ。我々がこれを問題にしているのは、そこに過失があるからでもない。そこに不実があるからだ」

▼きのう静岡地裁は袴田事件の再審開始と、無実を訴えてきた袴田巌さんの釈放を決めた。その決定要旨にある裁判所の指摘は驚くべきものだ。死刑判決の拠(よ)り所となった証拠は「捜査機関によって捏造(ねつぞう)された疑いがある」というのだ

▼捜査も人のやること。真実にたどり着けず、過ちを犯すこともある。だが袴田さんに罪を着せるため、当局が証拠をでっち上げたとしたら、真実の隠蔽や不実どころではない。犯罪である

▼司法当局が自らこの疑惑の解明にあたらないのならば、国会がその権限で追及すべきだ。それもできぬとしたら、それこそ地裁が言う「耐え難いほど正義に反する状況」だ。

☆ 桜も咲きました、花見のシーズンですね。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆
カープVメール
28日ナゴヤドーム、カープ3―2中日、勝ち投手永川勝1勝、セーブ・ミコライオ1S、本塁打キラ1号   

Posted by kazu at 06:44Comments(0)

2014年03月28日

今日のコラム


☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月28日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

身を捨てる度胸

 人生というものには、いろいろな問題があります。しかし、それらのことも過ぎ去ってみると、あのときに迷わないでやってほんとうによかったな、というような場合が多いのです。

そこが大事なところだと思います。ある場合には迷うこともあるでしょう。しかし、しょせん迷ってもお互い自分の知恵裁量というものは、ほんとうは小さいものです。

だから、「これはもう仕方がない。ここまできたのだからこれ以上進んで結果がうまくいかなくても、それは運命だ」と度胸を決めてしまう。

そうした場合には、案外、困難だと思っていたことがスムーズにいって、むしろ非常によい結果を生む、ということにもなるのではないかと思うのです。


【コラム】筆洗

2014年3月27日 東京新聞TOKYOWeb

▼本紙夕刊の写真を見て、つい笑ってしまった。日本時間二十六日未明、日米韓首脳会談の直前に撮影された一枚

▼安倍首相は立ち去ろうとしている。韓国の朴槿恵大統領は不機嫌そうに立ち上がっている。間に挟まった、オバマ米大統領だけが着席したままおろおろしている

▼まんがの「吹き出し」(スピーチバルーン)を描き加えたくなる。安倍首相「早く帰りたいな」、朴大統領「まったく…」、オバマ大統領「いい加減(かげん)にしてくれよ」。もちろん、こんな絵になったのはたまたまである。三首脳がそろって笑っている写真、オバマ大統領を真ん中に日韓の両首脳が握手している写真もある

▼会談は、日韓関係の改善に向けオバマ大統領が仲介した。そういう前提があるので偶然のいたずらによる写真が妙にリアルに見えてしまう

▼実際の首脳会談は北朝鮮問題での連携を確認するなど、この写真ほど険悪ではなかっただろう。安倍首相の方から朴大統領に韓国語で語りかけたというのも、悪くない

▼「夫婦げんかは犬も食わぬ」は、浄瑠璃の「淀鯉出世滝徳(よどごいしゅっせのたきのぼり)」の「めおと争ひ犬くはぬ」からというが、英語でも「恋人同士のけんかに干渉するな」という常套句(じょうとうく)がある。夫婦げんかの仲裁人が苦労する落語の「厩(うまや)火事」ではあるまいし、オバマさんも気の毒で日韓の早期修復を期待したい。あんな写真を使わなくて済むように。


☆ 今日も花粉が飛んでいます。桜も開花し、プロ野球も今日が開幕です。広島東洋カープを応援しています。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆

  

Posted by kazu at 07:08Comments(0)

2014年03月27日

今日のコラム


☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月27日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

百年の計を立てる

 終戦後、日本が大きな経済発展を遂げてきたということは確かに事実ですが、それが果たして真の経済発展であるかどうかというと、いろいろ疑問があります。少なくとも、二十年なり三十年前に、二十年後、三十年後の日本をこういう状態に持っていくんだという計画を立てて取り組んだのではなく、いわば無我夢中で働き、ハッと気がついたら経済大国になっていた、というのが実情だという感じがします。

 しかしここへきて、今後ともこういう状態ではいけない。本当に永遠に通じるような正しい哲理哲学のもとに、大きな理念を打ち立て、そして百年、二百年の計を立てる時期にいまはきていると思います。


【コラム】筆洗

2014年3月26日 東京新聞TOKYOWeb

▼戦争中、米軍は日本人の住む家屋を「紙の家」「竹の家」と侮辱的に呼んでいた。粗末な木造家屋がそのように見えたのだろうか。紙障子の印象か。「紙の家」は一九四五年の東京大空襲で米軍の焼夷弾(しょういだん)によって大きな被害を受けた

▼「紙の家」の悲しい過去を吹き飛ばし日本人として胸を張りたくなるような快挙である。「建築界のノーベル賞」といわれる米プリツカー賞の今年の受賞者に、紙の筒などを使って災害支援対策の仮設建築を手掛けてきた坂(ばん)茂さん(56)が選ばれた

▼紙を使う革新性、災害支援の人道活動への評価が理由という。米メディアによると同賞は巨大でゴージャスな建築物が受賞しやすいそうで、「仮設」の坂さんの受賞は異例だという

▼紙といっても「カードボード」と呼ばれる紙の筒を組み合わせて製作する。災害直後、コンクリートなど通常の建築資材はたちまち価格が上がるが、もともと建材ではない紙は価格が安定的でどこででも手に入る。紙は軽いため、巨大重機などを使わないで済む

▼しかもリサイクルできる。日本ばかりではなく、世界中の被災地で坂さんの仮設建築が必要とされる理由がよく分かる

▼「活動を評価していただき勇気づけられた」。映画や歌の題名にある「ペーパームーン」。紙の月とはまがい物だが、その言葉には信じ続ければ、現実になるという意味もこもっている。



【私説・論説室から】座標軸が右にぶれすぎだ

2014年3月26日東京新聞TOKYOWeb

 私は彼を「右傾化を無批判に追認する保守派」、彼は私を「時代遅れの左翼ジャーナリスト」と、互いに決めつけあってきた。

 取材先で親しくなって二十年来の付き合いになる友人がしきりと挑発してくる。

 「安倍(晋三政権)は強い。スキャンダルがないしライバル不在。来年の自民党総裁選は安倍再選だ。そう思わないか」と。

 政界、一寸先は闇さ、この先なにがあるかわかんないよ、と私。だって、首相肝いり人事だった内閣法制局長官にしてもNHKの経営委員も会長も、こんな物議を醸すだなんて誰も想像しなかったろうに…。

 彼はひるむことなく、言い返す。「安倍はああいう人たちが好みなんだ。類は類を呼んで共振する連中が集まる。だからといって野党は攻めきれてないじゃないか。左翼が衰えて国会に緊張感のないのがむしろ心配だ」

 彼の高揚の根拠は五割前後から六割近くを保つ内閣支持率にある。一強多弱の国会、元気なのは共産党ぐらいとなれば、座標軸がいよいよ右ぶれしている感を強くする。

 本格化する集団的自衛権の論議も反対を唱える勢力は数えるほどで、聞こえてくるのが憲法解釈変更は慎重に丁寧に、の声ばかりでは、彼の言うとおり、結果が見えそうだ。

 国の針路が変わりかねない大事な局面である。身構えて熟慮しなくてはいけない。わが友と、この点では一致する。 (谷政幸)

☆ 今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆

  

Posted by kazu at 06:14Comments(0)

2014年03月26日

今日のコラム

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月26日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

見えざる契約

 今日、何千万人という需要者の方がたが、生活を豊かにしていくために物が欲しいというとき、それが現実に手に入らなければ、非常に不自由な思いをせざるを得ないでしょう。

私たちはあらかじめそういうことを予期して、万般の用意をしておかねばなりません。それはいわば、私たちと大衆との見えざる契約だと思うのです。

別に契約書があるわけではありませんが、私たちはこの見えざる契約、声なき契約をよく自覚する必要があります。

そして、その契約を遂行していくために、常日ごろから万全の用意をしておくことが、私たち産業人に課せられた、きわめて大きな義務であり責任だと思うのです。


【コラム】筆洗

2014年3月25日東京新聞TOKYOWeb

▼「王様の耳はロバの耳」など西洋でロバはあまりいい例えではない。怠け者、まぬけ。そういえばディズニー映画の『ピノキオ』にも遊んでばかりのピノキオがロバに変身させられるシーンがあった

▼政治用語にもある。「ロバの投票」という。オーストラリアでは選挙の投票は義務で棄権すれば罰金である。投票率は高いが、笑えない現象も起きる

▼投票用紙に並んだ候補者全員に対し、有権者は議員にしたい順位を付けて投票する。中には関心もない有権者もいる

▼何が起こるか。アルファベット順に並んだ候補者をそのまま頭から一、二、三位と選んでしまう傾向が一定の割合で出る。面倒なのでこれでいいか。これが「ロバの投票」である

▼大阪市長選の投票率は過去最低の23%。民意を得たと自慢したかった橋下徹市長には敗北に近い勝利か。出題に対して、川柳をつくる付け句の「うれしかったり、かなしかったり」である。「かなしかったり、かなしかったり」かもしれぬ。白票・無効票は六万七千五百票余で、橋下氏に次ぐ二位。意味のない投票という部分で「ロバの投票」を連想したが、これは違う

▼有権者は足を運んで真面目に白票・無効票を投じたのであろう。選挙自体への異議である。議会とよく話し合えの声に耳を貸さなかった橋下氏。選挙から逃げた野党。「ロバの選挙」にしたのは有権者ではない。

☆ 今朝は雨でも暖かい朝です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆
  

Posted by kazu at 06:07Comments(0)

2014年03月25日

今日のコラム

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月25日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

権限の委譲

 一人の人間の力というものはどうしても限りがある。その限りある力以上のことをしたり、させたりすれば往々にして失敗する。力にあった適正な範囲で事を行なうのが一番よいのであって、その事が力に余るようであれば、それを分割して何人かの力によって行なわせることが望ましい。

 指導者としては、仕事を適切な大きさに分け、その分野については責任と権限を委譲して、各人の力に応じた仕事を徹底してしてもらうことを考えなくてはならないと思う。それぞれの責任範囲をはっきりさせることによって、仕事にムダがなくなり、能率もあがるようになるのである。


【コラム】筆洗

2014年3月24日東京新聞TOKYOWeb

▼選手たちはいったいどんな気分だっただろうか。二十三日の埼玉スタジアム。一部サポーターの差別横断幕への制裁措置でJ1浦和に科せられた「無観客試合」が行われた

▼「試合は、まず観客を楽しませなければならない」。かつてのオランダ人名選手、ヨハン・クライフさんの言葉だが、その観客がいない。選手は誰も口にすることのない料理を作る孤独なコックのようなものだろう。その味気なさと寂しさはいかばかりだったか

▼選手、観客が健全な形でそろって初めて、素晴らしい試合が生まれる。スタジアムの熱狂と興奮が選手の力となる。それがスポーツであろう。干からびた、悲しい試合から浦和は立ち上がるしかない

▼差別とプロスポーツ。一九四七年の米大リーグのナ・リーグの対応は、良い手本になる。黒人のジャッキー・ロビンソンのドジャース入団に対し、差別感情の残るセントルイス・カージナルスは試合を拒否する動きを見せた

▼リーグ会長のフォード・フリックはき然たる態度を示した。試合を拒否すれば、全員出場停止にする。その結果、リーグが閉鎖されても構わないと断言した。「ここは米国である。どの市民もプレーする権利がある」。リーグよりもロビンソンを守った

▼差別には断固、立ち向かう。妥協しない。リーグきっての熱狂的なサポーターを誇る浦和なら必ずできるはずである。


【社説】
大災害に備えよう 消防団は“防災団”へ

2014年3月24日 東京新聞TOKYOWeb

 消防団員が全国で減り続けている。消火だけでなく、大災害や異常気象が頻発し、その役割は増す一方で、地域の大切な組織なのに、である。

 全国各地で団員不足が深刻化している。いざ、という時の備えは大丈夫だろうか。

 筆者が住む愛知県尾張旭市の実態を、まず確かめた。

 名古屋に接して人口約八万二千人。私鉄沿線には中高層マンションが並び立つベッドタウンで、人口は減っていない。

 消防団は六分団それぞれに消防車を持ち、定員は百二十九人。一般団員の年報酬五万五千円と一回の出動手当二千五百円も、県内では上位の方だ。欠員は、病欠以外めったにない。一見、問題らしきものはないようなのである。

 だが、実情は違っていた。

 入団をさかんに募っても、応募の問い合わせは年間通じてゼロに近い。「結局は、昔から暮らしている経験者や縁者の人脈に頼ってやりくりしている」と尾張旭消防署の担当者は人集めの苦労をこぼす。転入者を新たに誘い入れるのは多分難しいだろう。

 「勤め人の団員が増え、いざという時に集まれない恐れもある」と、団員歴四十年で食品販売と仕出しが本業の消防団長、水野歳男さん(64)が話してくれた。

 「だから辞めた人に再入団してもらうようにもした」

 「支援団員」という方法だ。ふだんの訓練や行事には参加せず、非常時だけ出動してもらう、いわば限定的な団員である。

 見た目の欠員がないから安泰とは限らない。こんな衛星都市にも危機は押し寄せていた。

 消防庁の昨年の消防白書によると、一九六五年には全国の消防団員は約百三十三万人いた。それが五十年後の二〇一三年には実に三分の二の約八十七万人に激減している。上の棒グラフの通りだ。

 折れ線グラフの方は、団員の被雇用者(会社員などの勤め人)の割合を表しているが、近年は70%を超えている。

 動員力や即応性への不安が増しているのである。
◆減り続ける消防団員

 なぜ継ぐ人が減ったのか。

 その原因には、主に(1)少子高齢化(2)過疎化(3)産業構造の変化(一次産業や自営業者が減り、会社員などの被雇用者が増えた)-などが挙げられる。

 日本の組織消防の歴史は江戸の八代将軍吉宗の時代の「火消し」にさかのぼる。明治以降はずっと警察の管理下にあり、戦後、今のような自治体(市町村)消防になった。

 消防団員は特別職の地方公務員で、年間の報酬と出動手当はおおかた出るが、実態は、時に命がけとなるボランティア精神に支えられている。

 東日本大震災では岩手や宮城、福島三県で、津波などで死亡、不明になった消防団員が二百五十四人もいた。

 大震災や相次ぐ異常気象の経験と将来の南海トラフ巨大地震などの大災害にどう備えるか。地域防災の担い手として消防団の充実強化の重要性は高まるばかりだ。国も昨年、消防団を後押しする初めての法律をつくった。

 まず消防団自体が変わることである。

 先の支援団員も一例だが、特性や能力に合わせた「機能別団員」という方法の選択も有効だ。

 千葉市では、淑徳大の防災ボランティアサークルの男女学生たち十数人を市消防団が正式な分団員に迎えた。キャンパス内に詰め所を置き、小型の消防車も備えている。地域防災の広報活動や授業中の出動もあった。

 地域活動に熱心な若者の意欲をすくい上げている好例だ。
◆女性や大学生団員も

 郵便局員の郵政消防団員、女性のソフトさを生かした女性消防団員…。さまざまな機能別団員の採用に積極的な自治体が各地で見られ、その実数も増えているのは時代の反映でもある。

 団員の減少を止めることは、むろん急務だ。

 若者や会社員らが入りやすく活動しやすくするためには、周りの企業や地域社会も発想を変え、支えていくようにならないと、この危機への根本的な取り組みにはならないだろう。

 既に消防団の役割は“防災団”と呼ぶ方がふさわしくもある。そういう意識を地域で共有したい。

☆ 今日は電気記念日 今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆


  

Posted by kazu at 06:46Comments(0)

2014年03月24日

今日のコラム


☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月24日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

協調性を持つ

 みなさんが、それぞれの会社の社員である以上は、多数の同僚と相談して仕事をしなければならないということになりますから、人の立場を重んじない、いわゆる協調性の少ない人は困ると思うのです。

 自分はこう思うが、あの人はああ思うのだな、それも一つの考え方だろうな、というように人の言に耳を傾ける、というところに協調性が成り立つのです。もちろん、自己というものを卑屈にして協調せよというのではありません。けれども自己にとらわれた主張は協調性を欠きます。この点は、どのような立場にいようと考えなければならない、非常に大事な問題ではないかと思います。


【コラム】筆洗

2014年3月23日東京新聞TOKYOWeb

▼この仕事をしていると不思議な人に出会うことがある。最近で最も驚いたのはイヌの心が分かるという人だった

▼アネラさんとおっしゃるハワイ在住の日本人。『犬の気持ち、通訳します。』(東邦出版)という体験記を最近書いた。現地のペット保護所に勤務しているうちにイヌが何を伝えたがっているのか理解できるようになったという。飼い主に、伝えてやれば同じ生ある存在と意識する。イヌを大切にする。そのために「通訳」しているそうだ

▼いささか神秘的だが、イヌを飼っていれば、「おなかがすいた」「散歩へ行こうよ」程度の気持ちは自然に理解できるようになる。アネラさんはより繊細な「耳」を持っているということだろう

▼幇間(ほうかん)。たいこ持ち。酒席で客をよいしょするだけの仕事と考える人もいるだろうが、大変な芸である。客の機嫌を取って座を持たせる。「バカをメッキした利口者」にしかできぬ

▼幇間芸の最高の技術は、「人の話を聞くこと」という。古今亭志ん朝さんが幇間の名人から教わった話として語っていた。適切な相づちと質問で客に話し続けさせ、いい気分にする

▼世の中、自分の意見を述べることは大切だが、聞いてやらねば、相手も聞かない。対立を招くばかりである。「そんなに怒らないでくれよ」。筆者の飼う駄犬はアネラさんにそう伝言したそうである。一応、承っておく。

☆ 今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆

  

Posted by kazu at 06:00Comments(0)

2014年03月23日

今日のコラム

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月23日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
 
即断即行

 昔から「兵は神速を貴ぶ」という言葉がある。一瞬の勝機を的確につかむかどうかに勝敗の帰趨がかかっている場合がある。そういうときにいたずらに躊躇逡巡していたのでは機会は永遠に去ってしまう。だから大将たる者は、即断、即行ということがきわめて大事である。

 これは何も戦にかぎらず、一国の運営、会社でも同じである。情勢は刻々にうつり変わっていく。だから一日の遅れが一年の遅れを生むというような場合も少なくない。もちろんきわめて慎重に時間をかけて事を運ぶことが必要な場合もある。しかし大事にあたって即断、即行できる見識と機敏な実行力は指導者に不可欠の要件だと言えよう。


【コラム】筆洗

2014年3月22日東京新聞TOKYOWeb

▼<私の名よ/私というかなしい固有名詞よ/私は/私の名によつて立証され/どこまで行つても/私は私の名前によつて/私であることが通用する>。昨年八月に八十三歳で生涯を閉じた詩人・塔(とう)和子さんの詩「名前」だ

▼人の名というのは、不思議なものだ。無数にある言葉の一つ、固有名詞の一つにすぎぬのだが、自分そのもののようでもある

▼自分の名前がある日突然、取り上げられる。使えなくなってしまう。そう想像してみれば、名前というものが、自分という存在のどんなに奥深くまで根を張っているかが分かる

▼塔さんの詩は続く。<故郷の村境の小道から/亡命した私の名前/ああしかし今も/私の名は/閉ざされた小さな世界の中で呼吸している/私の影のように/やつかいで愛(いと)しい名前よ>

▼塔和子は、本名ではない。彼女は十三歳でハンセン病を発症した。この病への偏見は苛烈で、国の隔離政策で彼女も家族に別れを告げ、瀬戸内の島にある国立療養所に入った。他の患者と同様に、家族が差別を受けぬよう名を変えて生き、そのまま島で逝った

▼塔さんの遺骨が先日、島の納骨堂から分骨され、父母が眠る故郷・愛媛の墓に納められたという。墓に刻まれた名は「井土(いづち)ヤツ子」。<私がいると名前も有り/私が立ち去ると名前も消える/はかなくやさしい名前>が、ようやく亡命を終え、帰郷を果たした。


☆ 今日は3月23日 世界気象の日。花粉がたくさん飛んでいます。花粉対策しておでかけ下さい。 今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆

  

Posted by kazu at 07:54Comments(0)

2014年03月22日

今日のコラム

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

3月22日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

迷いと判断

 私は極小の商売から今日までの間、たとえば“新しい仕事をすべきか否か”を決める場合、全部自分一人で決断してきたかというと、決してそうではありません。自分はやりたいと思うけれども、それだけの力があるかどうか自分で判断がつかないというときも実際ありました。

 そういうときにはどうしたかというと、第三者にすっかり打ち明けて「いまこういうことで迷っているんだ、君ならどう思うか」と尋ねました。「それは松下君、あかんで」「きみの力やったらやれる」といろいろ言ってくれる。迷ったときには、私は得心のいくまで他人の意見を聞いてみるということをやりながらだんだん大きくなってきたのです。


【コラム】筆洗

2014年3月21日東京新聞TOKYOWeb

▼かつてその小さな港町では、こんな言葉が飛び交った。「酒になったか?」「おう、酒になったぞ」。たとえば今の時季なら、コウナゴ。漁の水揚げが目標を超えた船には、漁協から酒一升がふるまわれた。銘柄は地元の酒蔵・鈴木酒造店の「磐城 壽(いわきことぶき)」だ

▼福島県浪江町の請戸(うけど)は、江戸の昔から漁業と海運で栄えた。秋になれば川を無数の鮭(さけ)がさかのぼる。そんな地で、海辺ならではのミネラル分豊富な水と地元産の米を、酒蔵で代々育んできた自慢の「家つき酵母」で醸す。それが、磐城壽。海の恵みをことほぐ酒だ

▼だが酒蔵も何もかも津波に奪われた。請戸は福島第一原発から六キロほど。鮭は昨秋も遡上(そじょう)してきたが、漁船はいまも無残に打ち上げられたまま。水田も面影を失い枯れ野になっている

▼しかし、磐城壽の酵母は生きていた。震災の前に、研究のため県の試験場にたまたま預けてあったのだ。鈴木酒造店は山形県長井市の廃業した酒蔵を買い取り、再出発した

▼この三月十一日には、純米吟醸「甦(よみがえ)る」を売り出した。山形に避難している福島の人と山形の人が一緒に育てた米で醸し、更(さら)に生きていこうとの思いを込めた

▼「昔ながらの米の味と山形のとてもきれいな水。澄んだ感じと力強さの両立を目指した酒」と鈴木大介専務(40)は言う。味わってみれば確かに、ゆっくりじっくり酔いを楽しめる、いい酒である。

☆ 今日はNHK放送記念日(この3月22日のNHK放送記念日は、大正14年(1925)3月22日にNHK(当時東京放送局)がラジオの仮放送を始めたのを記念し昭和13年に制定されたものです)

花粉が大量に飛んでいます、花粉対策をしておでかけ下さい。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆

  

Posted by kazu at 06:28Comments(0)