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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2013年08月08日

今日のコラム


8月8日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

素直にありがたさを認める

 今日、みなさんがこの会社に入社することができたのは、一つにはみなさんの努力によるものでしょう。しかし決して自分一人の力でこうなったとうぬぼれてはなりません。会社にしましても、世間からごひいきをいただいているからこそ、今日こうして成り立っているのです。

 ですから、個人にしても会社にしても、あるいは国の場合でも、やはり謙虚にものを考え、その物事の成り立っている背景なり人びとの恩恵というものを、正しく認識しなければなりません。そして、協力してくださる相手に対しては素直に喜びと感謝の念を表わし、自分たちもこれに相応した働きをしていくことが大切だと思います。



2013年8月8日天声人語(OCN*朝日新聞デジタル)

天声人語

▼法匪(ほうひ)」という、ふだんはほとんど使われない言葉がある。広辞苑によれば、匪は賊を意味し、「法律を絶対視して人を損なう役人や法律家をののしっていう語」だ▼「法の番人」と言われる内閣法制局も、かつては法匪と呼ばれた。長官経験者がそう述懐するのを聞いたことがある。自衛隊と憲法との関係が争われた時代、違憲論を唱える陣営から浴びせられたという。合憲とする法制局は敵役だった

▼時代は変わった。こんどは反対側から目の敵にされているようだ。同盟国の米国のために、集団的自衛権を行使できるかどうか。法制局は一貫して憲法9条の下ではできないとしてきた。行使できることにしたい安倍政権は不満である

▼そこで奇手に出た。トップの交代だ。きょう、新しい長官に外務省出身の小松一郎氏をあてる人事が閣議決定される。法制局の経験はない。内部から昇格させる慣例を覆した。憲法解釈を変えて行使を認めるようにする。その布石という

▼無理筋だろう。長年、9条の意味はこうですと言ってきたが、やっぱりそれは違ってました、実はこういう意味でした……。こんな気まぐれな言い分が通るなら、日本は法治国家なのかと疑われる

▼そもそも法制局はいわば助言機関であり、内閣の一組織にすぎない。これまでの憲法解釈を最終的に決めてきたのは歴代内閣、多くは自民党政権である。それを変える先頭に、一つの役所を、一人の個人を立たせよう。そんな考えなら、姑息(こそく)のそしりを免れまい。  

Posted by kazu at 05:22Comments(0)