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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2013年07月03日

今日のコラム

7月3日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
是を是とし非を非とする

 とかく人間というものは、物事を数の大小や力の強弱といったことで判断しがちである。そしてまた、そういうことを中心に考えた方がいいという場合もあるだろう。しかし、それは日常のことというか、いわば小事について言えることではないだろうか。大事を決するに当たっては、そうした利害、損得といったものを超越し、何が正しいかという観点に立って判断しなくては事をあやまってしまう。それができるということが、指導者としての見識だと思うのである。

 とかく長いものにまかれろ的な風潮の強い昨今だけに、指導者にはこうした是を是とし、非を非とする見識が強く望まれる。


2013年7月3日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)
天声人語

▼「アメリカ」と「盗聴」で連想するのはウォーターゲート事件である。ニクソン大統領を辞任に追い込んだ大スキャンダルだ。その公聴会で、「ホワイトハウスには秘密録音装置が仕掛けられている」と、事件とは別の爆弾証言が飛び出した

▼折しも田中角栄首相の訪米前だった。角栄氏は米紙から、「会談がすべて録音されるのを承知のうえで首都を訪れる最初の首相の一人」という名誉?を与えられたと、当時の小欄が書いている。「壁に耳あり」がついて回る外交の世界である

▼米当局による個人情報の極秘収集を皮切りに、暴露が世界を騒がせている。今度は、日本大使館を含む在米公館の通信を盗聴していたと報じられた。同盟国や友好国を盗聴とは何ごとと、欧州から抗議が相次ぐ

▼普通なら曖昧(あいまい)に取り繕うのだろう。だがオバマ大統領は「我々だけでなく、情報機関のある国はどこもやっている」という旨の釈明をした。常識でしょうと、どこか開き直った印象がある

▼時の人となった告発者、CIA元職員のスノーデン氏は「真実は止められない」と訴える。英雄か犯罪者かはおいて、「機密漏洩(ろうえい)史」に太字で書かれる事件に違いない

▼江戸川柳の〈立聞(たちぎ)きは今来たように内へ入り〉を思い出す。こっそり聞き耳を立て、何食わぬ顔で内に入った。ところが大声で立ち聞きをばらした者がいた。それが今回の図となろう。庶民なら他意もなかろうが、したたかな大国だ。TPP交渉もある。手玉にとられぬよう願いたい。

Posted by kazu at 05:36│Comments(0)
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