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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2014年02月27日

今日のコラム

☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月27日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

誠意あればこそ

 先般、部品の一つに不良のある商品をお得意さんにお送りしてしまったときに、その方が厳重に注意しなければ、ということで会社に出向いてこられたことがあった。しかし、実際に会社へ来てみると、社員の人びとが一心に仕事に打ち込んでいる姿を見て、憤慨もせず、かえって信用を深めて帰られた、という話を聞いた。

 このことから私は、誠実かつ熱心に日々の仕事に力強く取り組むということが、いかに大きな力を持っているかということを、つくづく感じさせられた。そういう態度というものは、見る人の心に何物かを与えるばかりでなく、仕事そのものの成果をより高める原動力にもなると思うのである。


【コラム】筆洗

2014年2月26日 東京新聞TOKYOWeb

▼寄席に連日通ってくるおじいさんがいる。変わった人で絶対に笑わない。若い落語家二人が勝負した。どっちが先に笑わせるか

▼最初に上がった方は笑いどころいっぱいの大ねたをこれでもかと熱演した。笑わない。もう一人が高座に上がる。「桃太郎」。大人びた子どもが出てくるたわいもない話を選んだ

▼サゲにかかる。見ると老人がにっこりと笑っている。老人には大切な孫がいた。「桃太郎」に孫を思い、温かい気持ちになって思わず頬をゆるませた。誰かに聞いた話だが、分かる気がする。子どもの仕草(しぐさ)、愛犬の表情。時に情愛は強引な滑稽よりも、笑い顔をつくる

▼この人もある時、ねたに困った。先代の柳家小さん師匠。一九三六(昭和十一)年、陸軍青年将校による二・二六事件に加わるはめになった。当時二等兵。「意味も分からないで連れてかれた」

▼占拠した建物の中。上官に「みんな元気がないから、一席やれ」と命令された。困った末、演じたのは「子ほめ」だった。隠居に教えてもらった子どものほめ方を八五郎が間違えるという話

▼誰も笑わなかった。笑えなかった。皆、高ぶっている。事件はこの先どうなっていくのか。緊張と不安。「笑えやしませんよ。本当に馬鹿(ばか)な話」と当時を書いている。情愛もへったくれもない状況では、その後の「名人」が演じようとも、人の心は解けない。笑えない。

☆ 雨の朝です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆

Posted by kazu at 07:18│Comments(0)
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