京つう

日記/くらし/一般  |日本

新規登録ログインヘルプ


QRコード
QRCODE
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
kazu
kazu
東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2015年01月09日

今日のコラム

☆1月9日は【宵戎(よいえびす)】

 戎(えびす)は七福神の中では、唯一の日本由来の神様。烏帽子(えぼし)をかぶり、釣り竿を持って、鯛を抱えた姿で知られる。漁業だけでなく、農業や商売の神として多くの人々の信仰を集め、「えべっさん」との愛称で親しまれている。

 関西の戎神社では毎年1月9日からの三日間、祭礼がおこなわれる。9日は宵戎(よいえびす)、10日は最も盛大な十日戎(とおかえびす)、11日は残り福と呼ばれ、「商売繁盛、笹持ってこい!」という声が掛かる中、参拝者が大判小判で飾られた福笹を買い求める。☆

☆お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆



1月9日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

雨が降れば傘をさす

 経営者たるものは、すべて天地自然の理法に基づいて行動しなければならない。これは何もむずかしいことを言っているのではない。たとえば雨が降ったら傘をさすということである。

 つまり集金をせねばならぬところには集金に行く、売れないときには無理に売ろうとせずに休む、また売れるようになれば作る、というように大勢に順応するということである。

 集金すべきところから集金もせずに、新たに資金を借りようとする人があるようだが、金を借りるのならば、まず集金に全力を尽す。それでもなお資金がいるときにはじめて借りる、という至極簡単な当たり前のことを、どれだけ的確に行なうかが非常に大事なのである。


【コラム】筆洗

2015年1月8日 東京新聞TOKYOWeb

▼<六月十八日 今日から、私の折りにふれての感想をこのノートに記すこととする。星ひとつない闇夜。蛙(かえる)が鳴いている。私はもりもりと勉強しなくてはいけない>。宮尾登美子さんの物書きとしての人生は、こんな一文で始まった。一九四七年のことである

▼宮尾さんは十九歳の時、生まれたばかりの長女を抱いて旧満州(中国東北部)に渡った。死線をくぐり抜け、終戦の一年後に高知に引き揚げたが、待っていたのは結核の発病。風の吹く日に寝ていると、ガタガタ家を鳴らす風音が、近づく死の足音に聞こえたそうだ
▼「何をして死んだらいいのか」。そう自問し、幼い娘への親の務めとして、誰も耳を傾けようとせぬ自分の戦争体験だけは書き残そうと思ったという

▼そうして記し始めたのが、粗悪なノートに綴(つづ)った日記。そこには殻を必死で破ろうとする二十一歳の女性の思いが、刻まれていた

▼<七月四日 金の月が昇る。なんという荘重さ。私はいま、書きたい、書きたい、書きたい、書きたいばかり><八月十五日 私はいま、すべてを文学へ打ち込もうと決心している。ガッキと取り組んで、これに負かされたとき、私の人生は終わりである>(『宮尾登美子全集』)

▼激しい歴史の波の中で必死に生きる女性の生きざまにガッキと取り組み、書いて、書いて、書き続けて、八十八年の人生の幕を静かに閉じた。


☆今朝は曇り空です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆

  

Posted by kazu at 07:06Comments(0)