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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2014年06月05日

今日のコラム

☆  6月5日は何の日…環境の日
 お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います☆


6月5日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

商道徳とは

 商道徳とは何かということについては、むずかしい理屈もあるかもしれないが、ごく通俗的に考えれば、商売人としての心構えとでもいうべきものであろう。それは昔も今も同じであり、永遠に変わらないもののような気がする。つまり、商売人には商売人としての使命がある。だから、その使命に誠実に従い、ひたすらこれを果たしていくということである。

 私がやってきた電器屋であれば、人びとの役に立つものを開発する。しかも合理化をはかり、適正な利益をとりつつもなお、安くなるよう努める。また配給もできるだけムダをなくす。それが商道徳というもので、それは他のどんな商売にも言えるのではないかと思う。


【コラム】筆洗

2014年6月4日東京新聞TOKYOWeb

▼古本屋で買った本に書き込みや引いた線を発見することがある。それを見て考え込む。この持ち主はその時、何を考えていたのか。なぜこの箇所なのだろうか

▼「わたしは、じつは青春ということばが嫌いで-」。富岡多恵子さんの『青春絶望音頭』。前の持ち主は青春期の苦しさをつづった文に共感したのか、ここに線を引いている

▼「これから死ぬまで生きていかねばならぬその内容が、からめ手でくるのにこっちはその手をほどく術(すべ)も知らぬまま、無理矢理(むりやり)に乱暴されている気がした」。弱々しい鉛筆の線。若い女性か。線を引いた部分から生きることにひっかかっているのが分かる。一九七九年発行の定価百八十円の文庫を読んだ人は、今どうしているだろう

▼政府の白書によると、若者の自殺があまり減っていない。二十代男性の死因の過半数が自殺。いつの時代も複雑な人生に対して「ほどく術」を知らぬ若者が生きることを悩む。若い時は大概、ぶざまで無残な毎日だが、そんな自分を許せぬ生真面目な若者が絶望する

▼若者の自殺に官房長官は「生き抜く力を植え付ける」という。もっともだが「生き抜く力」に胸が苦しくなる。生き抜かねばならないのか。「適当でいいんだよ」「話を聞いてあげようか」の方がよほどいい

▼生きることは「じつに単純なこと」。食べて着て稼ぐ。ここにも線が引いてあった。

☆ 梅雨入りしました。今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆   

Posted by kazu at 05:54Comments(0)