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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2014年02月23日

今日のコラム

2014-02-23

☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月23日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
 
道徳は「水」と同じ

 戦後のわが国では「道徳教育」というと何か片寄ったふうに思われることが多いが、私は道徳教育は、いわば「水」と同じではないかと思う。人間は生きるためにどうしても「水」が必要である。ところがこの水に何か不純物が混じっていて、それを飲んだ人が病気になった。だからといって水を飲むことを一切否定してしまったらどうなるか。大切なことは「水」そのものの価値、効用を否定してしまうことではない。水の中の不純物を取り除くことである。

 かつての道徳教育の中に誤ったところがあったからといって、道徳教育そのものを否定してしまうことは、それこそ真実を知らぬことではないか。


【コラム】筆洗

2014年2月22日東京新聞TOKYOWeb

▼ロシアが誇るオペラとバレエの殿堂マリインスキー劇場で、マフィアの男と出会ったことがある。傍らには常にコートをまとった手下がいた

▼「なぜ劇場内でコートを脱がないんだ?」と聞いたら、黙って胸元を開いた。銃がホルダーに収まっていた。ソ連崩壊で混乱を極めていた時代、マフィアは劇場でも幅を利かせていた

▼だが、この物騒な男が、バレエの話になると、うっとりした顔で語るのだった。「見たか、あのバレリーナの手の動き、指先の動きを。指一本一本が音符そのものなんだよ、彼女の踊りは…」。芸術とは、不条理な世界に差し込む一筋の光。荒(すさ)んだ世界に生きる男の口から出た言葉は、そのことを言い当てているようだった

▼浅田真央さんの氷上の舞も、柔らかい指先からコンチェルトの調べがあふれていた。フリーの演技を終えると、天を仰いだ顔が感情がはじけるのを抑えるかのようにゆがんだ。およそ十五秒後、気持ちを切り替えるようにうなずくと、真央ちゃんスマイルになった

▼ショートプログラムは取り返しのつかぬ結果に終わり「どう明日を乗り切ればいいのか、分からない」と言っていたのが、フリーは自己最高点。みんなが見たかった笑顔を見せてくれた。光が差した気がした

▼あの十五秒間、どんな思いが去来したのだろう。四分間の演技と同じように美しく、胸を打つ十五秒だった。


☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように   

Posted by kazu at 06:15Comments(0)