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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2014年02月20日

今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月20日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

公憤を持つ

 指導者たる者、いたずらに私の感情で腹を立てるということは好ましくない。しかし指導者としての公の立場において、何が正しいかを考えた上で、これは許せないということに対しては大いななる怒りを持たなくてはいけない。

 だから、一国の首相は首相としての怒りを持たなくてはならないし、会社の社長は社長としての怒りを持たなくては、ほんとうに力強い経営はできないと言ってもいい。まして昨今のように日本といわず世界といわず、難局に直面し、むずかしい問題が山積している折には、指導者はすべからく私情にかられず、公のための怒りをもって事にあたることが肝要であると思う。


【コラム】筆洗

2014年2月19日 東京新聞TOKYOWeb

▼大雪。山梨県早川町。その町の二人の職員は八キロの雪道を歩いている。段ボール二個分の非常食をリュックサックに背負っている。往復十時間。雪と闘いながら前へ進む。孤立し、食料が尽きかけている「誰か」のために

▼やはり雪で立ち往生した中央道の談合坂サービスエリア。その製パン会社の運転手は積み荷の菓子パンをただで配布している。おなかをすかせた「誰か」のために

▼地上すれすれにヘリコプターが空中静止している。その自衛隊員は積もった雪の中へ飛び降りる。深い雪。足を取られて思うようには歩けない。それでも必死で立ち上がろうとしている。「誰か」のために

▼インドネシア・バリ島。ダイビング中、行方不明になっていた日本人女性が岩場で見つかる。救助の船が近づこうとするが、高い波が邪魔をする。現地の人か。その男の人は泳いで岩場に向かっている。懸命に泳ぐ。肩を寄せ合い救助を待つ「誰か」のために

▼ソチ五輪。ノルディックスキー・ジャンプ男子団体。葛西紀明選手。個人戦で銀メダルに輝いても泣かなかったが、団体での銅メダルには声を上げて泣いている。銀メダルを自分のことのように喜んでくれたチームメートに団体戦でメダルを、どうしても取らせたかった。仲間という「誰か」のために

▼講釈は無用であろう。日本や日本人に起きた、「ある一日」の出来事である。


【社説】東京新聞TOKYOWeb

大雪の猛威 忘れてはいけない備え

2014年2月19日


 記録的な大雪が各地を襲い、地域の孤立や道路の通行止めなどの被害が出た。雪に慣れない地域での防災に課題も浮き彫りとなった。被害を最小限に食い止めるには油断せず備えることが必要だ。

 関東甲信地方では積雪で道路が寸断され山間部を中心に各地で住民が孤立した。中部地方でも愛知県豊根村が一時孤立した。停電も重なり住民を不安にさせた。自治体は迅速な復旧作業に全力を尽くしてほしい。

 大雪被害で問題となったのは高速道路での車の立ち往生が続いたことだ。東名高速では最大約五十キロの大渋滞を招いた。除雪車両が入れず復旧を大幅に遅らせた。

 高速道は物流の大動脈だ。早期復旧は欠かせない。通行止めの判断を早められなかったのか。道路情報の周知は十分だったか。政府や道路管理者は再検討すべきだ。

 一般道も重要なインフラだ。物流だけでなく患者の救急搬送や在宅の高齢者への医療・介護サービスが滞る事態は避けたい。

 道路での放置車両は地震や風水害などの場合でも救助活動や避難の障害になる。政府は放置車両を撤去するための法改正の検討を表明した。検討は必要だろう。

 ドライバーにも油断はなかったか。東名高速では通常のタイヤを装着していた車が最初に立ち往生した可能性がある。チェーンやスコップが必要な状況だったろう。個々人の判断ミスが混乱を拡大させる要因になるとの自覚を持ってほしい。雪ならハンドルを握らない勇気も要る。

 東急東横線では雪でブレーキが利きにくくなったことによるとみられる追突事故が発生した。各地で体育館やアーケードの屋根が雪の重みで倒壊する事故も起きている。運行ルールや建物の耐雪基準の見直しなどが求められるのではないか。

 住民自身も備えができる。

 降雪前に凍結防止剤を路面にまいて備えた商店街があった。雪かき作業を住民同士が協力して行った地域もあろう。自治会やマンションの管理組合、学校のPTAなどで除雪作業のルールや連絡方法を決めておけば役立つ。震災時の共同の下地にもなる。

 今後もまたいつ降雪があるか分からない。警戒が必要だ。ゲリラ豪雨や竜巻、大型台風など自然災害の頻度は増している。

 「経験のない災害」はいつでも起こり得ると危機感を持つべきだ。想定外の被害を次に生かす意識を忘れたくない。


☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆



  

Posted by kazu at 06:16Comments(0)