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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2014年02月05日

今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月5日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM )

喜ばれる仕事

 仕事というものは、人びとに喜びを与え、世の向上、発展を約束するものだと考えれば、勇気凜々として進めることができると思います。

 たとえば、麻雀の道具をつくっている会社の人が、麻雀をするのはよくないことだ、と思っていたら、その会社の経営はうまくいかないでしょう。昼のあいだ一生懸命働いている人にとって、晩にする一時間の麻雀は気分転換になり、喜びになるだろう、その喜びのためにわれわれは麻雀の道具をつくって売っているのだと思ってこそ、堂々とその仕事をやっていけるわけです。そしてその上に、一人ひとりが喜びをもって仕事を進めていけば、会社は自然に成功するはずだと思います。


【コラム】筆洗

2014年2月4日東京新聞TOKYOWeb

▼四日は立春だが、気になるのは昨夜の鬼たちである。節分の夜、豆をぶつけられて逃げ出した鬼たちは、いったいどこへ行ったか

▼民俗学者の折口信夫(おりくちしのぶ)の『鬼を追い払う夜』の中で九鬼という古い豪族の家では「鬼は内、福は内、富は内と唱える」と書いている。「九鬼」姓がその理由だが、ほかにも「鬼は外」ではなく、「鬼は内」というところがある。鬼はそこへ行ったか

▼岐阜県美濃加茂市にある臨済宗の小山観音(小山寺)の中西東峰住職のお宅。やはり掛け声は「鬼は内、鬼は内、福は外」。鬼を排除しない

▼理由は厄災が他の家に及ばぬようすべての鬼を自分の家で引き受けるためである。やってきた鬼を改心させ寺を守らせるという

▼「福は外」で自分の家には望まない。その分は、別の家に行けばいい。幸せになってほしい。素直にありがたいと思える。「鬼は内」と声を掛けられても鬼には居心地が悪かろう
▼それでは、鬼はどこへ隠れたのか。きな臭い風潮をみるに、人の心というしかない。憎悪。差別。排除。暴力。暴言。罵倒。誰かをいたずらに攻撃したい、貶(おとし)めたいという弱い心に棲(す)む。冷笑、嘲笑。卑怯(ひきょう)。無視。無関心。憂さ晴らし。「死ね」「死んじまえ」。「豆で追い払うべきなのは鬼ではなく、人の鬼心」と住職はいう。鬼は人、人は鬼である。頭の中に鬼を飼う人に春はやって来ないのに。


【社説】東京新聞TOKYOWeb

大阪出直し選 橋下さん、乱暴すぎる

2014年2月4日

 橋下徹大阪市長が辞職と出直し選出馬を表明したのは、少々乱暴にすぎないか。停滞したままの大阪都構想への強い思いはよく分かる。しかし、突然の決断は果たして民意に沿うものなのか。

 きっかけは、都構想の制度設計を話し合う法定協議会で、自らが提案した「区割り案の絞り込み」が見送られたことだった。

 橋下氏は、統一地方選が予定される来年四月の大阪都移行を目指し、その是非を問うため、今年秋に住民投票を実施するスケジュールを描いていた。

 区割り案絞り込みの提案は、議論を加速させる狙いだったが、先月三十一日の法定協では、協力関係にあったはずの公明党も「さまざまな角度からの議論を奪うことになる」などとして反対し、絞り込みは見送りになった。

 都構想そのものが否定されたわけではない。だが、橋下氏は「スケジュールを引き延ばし、都構想のプロセスをつぶす策略」と他会派を批判し、一気に出直し市長選という賭けに出た。

 大阪市を解体して特別区に再編し、府との二重行政を解消させるという大阪都構想は、橋下氏が府知事時代の二〇一〇年に提唱した看板政策である。

 橋下氏は翌一一年、任期途中で府知事を辞職し、都構想を争点に据えて大阪市長とのダブル選を仕掛けた。くら替え出馬した橋下氏は、松井一郎現知事とコンビを組んで圧勝した。

 そこで示された「民意」を背景に、橋下氏が都構想実現を急ぐ気持ちは分からぬでもない。しかし、慎重な議論を求める議会の勢力を敵に見立てて、出直し選挙で打ち負かすことが、果たして民意のよき反映になるのか。

 「減税」を掲げた名古屋市の河村たかし市長も、自ら辞職して市長選、市議会解散の住民投票、愛知県知事選のトリプル投票を仕掛け、勝ったことがある。だが、出直し市議選で過半数を取ることはできず、10%を公約していた市民税減税は、議会との妥協で半分の5%になった。その結果、市政の迷走に終止符が打たれた。

 日本の地方自治は首長と議会の二元代表制である。両者の緊張関係、チェック・アンド・バランスの機能が住民の総意により近いという考えだ。

 大阪の出直し選は、有権者が望んで出てきた話ではない。知恵と時間を使った歩み寄りを拒否する独り相撲のような出直し選は、首長としてどうだろう。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

  

Posted by kazu at 06:42Comments(0)