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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2013年11月05日

今日のコラム


11月5日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

 よく世間では、あの人は大器晩成型などと言いますが、その場合はどちらかといえば、あまりほめたようには使わないことが多いようです。つまり、いまはまあまあだけれども、そのうちになんとか一人前になるだろう、といった調子です。しかし私は、この大器晩成というのは、もっと大事な意味を持っているのではないかと思うのです。

 真の大器晩成型というものは、人生は終生勉強であるという考えを持って、ウサギとカメの昔話のカメのように、一歩一歩急がずあわてず日々精進し、進歩向上していく姿ではないかと思います。そういう姿をめざすことがお互いに大切だと思うのです。


筆洗

2013年11月4日(東京新聞TOKYOWeb)

▼素晴らしい日本シリーズだった。初優勝した楽天、惜しくも敗れた巨人の両選手に、拍手を送りたい。両チームのファンでなくても試合に胸を熱くした人は多いだろう

▼楽天も巨人も確かに何かを背負って戦っていた。楽天の背中からは被災地で今も苦労している人々の声が聞こえた。巨人の肩の上には圧倒的な戦力を誇る意地が見えた

▼背負ったもののために選手は、ただただ勝ちたかった。楽天エースの田中は大リーグ入りを目前にしながらも故障しても構わないとばかりに投げ続けた。死球の痛みで満足に走れないのに試合に残りたいと泣いた楽天の藤田。第五戦、巨人・高橋由の代打二塁打に、故障の苦労を越えた輝きを見た

▼投げる打つ守る。勝ちたい。やっつけたい。カネも打算も見えもない。純粋な子どもの野球の世界が広がっていた。楽天が勝てたのは、神様に東北の声援が少しだけ大きく聞こえたせいだろう

▼人の一生と野球は違う。分かっている。それでもかつての弱小球団のシリーズ制覇は人生とうまく付き合えていない人の心に小さな灯をともしたと信じたい。なんとかなる

▼野球の季節が終われば冬はもうすぐだ。木枯らし一号も近いだろう。野球のいいところは今年うまくいかなかったチームも来年一からやりなおせることだ。嫌なことは忘れよう。また新しいシーズンがやってくる。来年こそ。
  

Posted by kazu at 05:56Comments(0)