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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2014年08月29日

今日のコラム

☆ 8月29日はケーブルカーの日

 1918(大正7)年、大阪電気軌道(現在の近畿日本鉄道(近鉄))の子会社生駒鋼索鉄道が、奈良県生駒山の鳥居前~宝山寺間で日本初のケーブルカー(現在の近鉄生駒ケーブル)を開業させました。

お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆


8月29日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

会社の実力を知る

 私は今までに銀行にお金を借りに行って、断わられたことはありません。これは決して誇張でも自慢でもありませんが、計画を立て「これだけお金が要りますから貸してください」と申し出て、「これは松下さんいけません」と言われたことがないのです。

 それはやはり、自分の会社の力というか、そういうものを正しく認識して、その範囲の中で銀行にお願いしていたからでしょう。ですから銀行の方もこれなら大丈夫だと信用して応じてくれたのだと思います。

 大事なことはみずからの会社の実力を正当に認識し、それに応じて事をなしていくことだと思うのです。



【コラム】筆洗

2014年8月28日東京新聞TOKYOWeb

▼おととい八十歳で急逝した俳優の米倉斉加年(まさかね)さんは、三十一歳の時、劇団民芸の公演で、宇野重吉さんの相手役に抜てきされた。稽古は熾烈(しれつ)を極めた。宇野さんからのダメ出しの連続で追い詰められ、降板も考えた

▼初日を間近に控えた休みの日、宇野さんから「二人だけで稽古を」と呼び出された。稽古が終わり、その録画を見た宇野さんはつぶやいた。「もう少しできているかと思っていたが、できていない…俺は中途半端な役者だな…」

▼その宇野さんから教えられたのは、伝えよう、うまく見せようではなく、自然と伝わることの大切さ。自分の存在そのもので伝えることの厳しさだったそうだ

▼米倉さんが三十年余前に書いた『おとなになれなかった弟たちに…』も、何かを伝えようとして作った絵本ではないという。十歳のころの自分と向き合わずにいられなかった。書かずにはいられなかった。そういう本だ

▼戦争末期に生まれた米倉さんの弟さんに、お母さんは満足に乳もやれなかった。配給のミルクが命の綱。だが、そのミルクを米倉さんは、ひもじさのあまり盗み飲みしてしまう。弟はやがて静かに息を引き取った。栄養失調だった

▼『おとなに…』は、世代を超え読み継がれる本となった。「僕は、種を蒔(ま)いただけ。受け取った側が育て、僕も知らない花を咲かせてくれた」と、米倉さんは語っていたそうだ。


【社説】自殺と原発事故 苛烈な現実を見た判決

2014年8月28日 東京新聞TOKYOWeb


 自殺と原発事故の因果関係を認めた福島地裁の判決は、苛烈な避難生活を直視した結果だ。「東京電力はストレスによる自殺も予見できた」と述べた。東電も国も、血の通った対応が迫られよう。

 二〇一一年七月に自宅で焼身自殺した五十八歳の女性がどんなにつらい立場に置かれていたか、判決文からも如実に伝わってくる。

 生まれてからずっと福島県川俣町に住んでいた。夫と子ども三人を育てて、〇〇年には自宅を新築した。そこに東日本大震災と福島第一原発事故が襲った。女性の家は計画的避難区域に指定され、福島市内でアパート暮らしをせざるを得なかった。

 農場での仕事を失い、家族や地域の共同体とのつながりも失った。住宅ローンの支払いも残っていた。帰還の見通しが立たないまま、心細い避難生活を続ける-。「ストレスは非常に強いものだった」「耐えがたい精神的負担を強いて女性をうつ状態にした」と判決が述べたとおりだろう。

 とくに東電に対して、「事故が起きれば核燃料物質などが広範囲に飛散し、居住者が避難を余儀なくされ、さまざまなストレスを受けて自死に至る人が出ることも予見できた」と明確に言い切った。自殺と原発事故との因果関係をはっきり認めたことは重い。他の訴訟にも大きな影響を与えよう。

 原発事故の避難中に病気や自殺などで亡くなった「原発関連死」は本紙の独自調査で少なくとも一千人を超す。昨年三月から約二百六十人増えている。

 内閣府が公表している「震災関連自殺者」は福島で五十六人にのぼっている。この自殺者数は一一年に十人、一二年に十三人、一三年に二十三人と、むしろ時がたつほど増えているのが特徴だ。今年も既に十人に達している。

 阪神大震災でも震災後三年から、ストレスによるアルコール依存症などが増えたといわれる。これが意味するのは、当然、避難生活が長期化すればするほど、ストレスはどんどん蓄積され、人間の心や身体を蝕(むしば)んでいくことだ。

 地域防災計画は、まず災害時の避難に重点を置いている。それは当然のことだが、長期にわたる避難生活に伴う心身のケアにももっと目配りするべきだろう。

 東電や国は責任を痛感してほしい。「真摯(しんし)に対応する」とコメントした東電は、その言葉どおりにすべての被災者に真摯な対応をしないと、さらなる怒りを買う。


☆ 今朝は曇り空です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆


Posted by kazu at 06:21│Comments(0)
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