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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2013年07月29日

今日のコラム

7月29日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

力の限度にあった仕事を

 二、三人の人を使っての個人企業の経営者としては立派に成績を上げたけれども、十人、二十人と人が増えてはもうやっていけないという人もあろう。このことは、ひとり経営者についてだけでなく、部とか課の責任者、さらには一人ひとりの社員が仕事と取り組む上での心構えといった点で大事な教訓を含んでいると思う。それは一言でいえば、お互いが自分の能力を知り、その上に立って自己の適性というか、力の限度にあった仕事をしていかねばならないということである。自分の能力を常に検討し、適性にあった仕事をしていくということになってこそ、自分自身、ひいては会社や世の中にも貢献することができると思うのである。



2013年7月29日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼歴史はときに、おもしろい繰り返しをする。70余年前にジョセフ・ケネディ氏が駐英大使に決まったとき、ある英紙は「ルーズベルト米大統領からイギリスへの最高の挨拶(あいさつ)である」と評したそうだ。欧州の天地は第2次大戦の前夜だった

▼ジョセフ氏は株の才覚で巨富を築き、大統領選挙で金銭的な貢献をしたとされる。しかし外交の経験はなかった。時をへて、この人の孫娘キャロライン・ケネディさん(55)が次の駐日大使に指名された

▼赴く国は違っても、大統領選での貢献や、外交経験のないところは祖父に似ている。オバマ大統領の「最高の人選」にも思われるが、一部の米紙は貢献がらみの抜擢(ばってき)を批判し、手腕を不安視する。このあたりもお祖父(じい)さんと相通じるものがある

▼5歳のときに父親のケネディ大統領が暗殺され、葬儀での姿が涙を誘った。折しもこの11月で悲劇から50年になる。順調なら9月にも着任となろう。米から日本への初の女性大使でもあり、まずは話題満載だ

▼お祖父さんに話を戻せば、駐英大使としての評価は芳しくなかった。ヒトラーへの宥和(ゆうわ)政策を支持して大局を見誤った。古びた上層階級としか付き合わなかったことが一因とされ、あれやこれやでルーズベルトからも疎まれてしまう

▼キャロラインさんが、そうした評価まで繰り返さぬように願いたい。言うまでもないが駐日大使の職は、名門ケネディ家の飾りの一つではない。新しい風と、名に実の伴う仕事に期待しつつ、歓迎の手を振ろう。

Posted by kazu at 06:17│Comments(0)
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