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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2015年01月10日

今日のコラム

☆1月10日は110番の日
1985年(昭和60年)12月に警察庁が制定した日で、翌年の1986年(昭和61年)より実施している。110番通報の大切さとその適切な利用をアピールする日で、110番を日付にすると1月10日になることからこの日となった。☆

☆お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆


1月10日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

社会にやらせてもらう

 お互いの仕事なり職業というのは、それぞれに自分の意志で選び、自分の力でやっているようではあるが、本来は社会がそれを必要としているからこそ成り立つものである。つまり、自分がやっているのではなく、社会にやらせてもらっているのだということが言えると思う。床屋の仕事でも、髪をキチンとしたいという人びとの要望があって、はじめてそれが必要とされるのである。このことは、どんな仕事についても同じである。

 そういうことを考えてみると、そういう仕事を世間からやらせてもらえるのは、ほんとうにありがたいことだという感謝の念も生じてくると思うのである。


【コラム】筆洗

2015年1月9日 東京新聞TOKYOWeb


▼江戸の戯作者、式亭三馬(しきていさんば)は若い時、筆禍に巻き込まれた。寛政十二(一八〇〇)年一月、町火消し「よ組」が「侠太平記向鉢巻(きゃんたいへいきむこうはちまき)」に悪口を書かれたと腹を立て、三馬宅と出版した板元の店を襲撃した

▼今なら「よ組」が悪いが、表現の自由などない時代にあって、板元は罰金、三馬は「手鎖五十日」の自宅謹慎を申し付けられている

▼喧嘩(けんか)っ早い火消しでさえ、パリでの蛮行を目撃すれば、恐怖に震え、持った手鉤(てかぎ)を落としたはずである。風刺漫画紙を発行するフランスの新聞社が襲撃された。漫画家ら十二人が殺された

▼断定はできぬが、容疑者とイスラム過激派との関係が指摘されている。同紙が預言者ムハンマドを描いたことへの報復なのか。表現の自由に銃口がまた突きつけられた

▼権威、権力は暴走する。その威光が強いほどに危険は高くなる。風刺漫画の役割はここにある。権威、権力をからかうことで、それが必ずしも絶対の存在ではなく、笑っても良い存在であることを世間に教える。権威に対し、冷静さと客観性を保つことになる。第一、いい風刺漫画は笑える

▼世界中がテロを批判している。テロが愚かな行為なのは反発、反作用の方が圧倒的に大きいことだ。それでは世界は変わらない。売れない戯作者だった三馬は事件の結果、大いに名声を高めたそうである。さぞや、「よ組」は歯がみをしたはずである。


☆今朝は曇り空です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆

  

Posted by kazu at 07:29Comments(0)