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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2014年06月13日

今日のコラム

☆ 6月13日(金)今日は 小さな親切の日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆

6月13日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

寛厳よろしきを得る

 指導者はいわゆる寛厳よろしきを得ることができるよう心がけることが大事だと思う。

 やさしさばかりでは、人びとは安易になり、成長しない。厳しさ一方でも、畏縮してしまい、のびのびと自主性を持ってやるという姿が生まれてこない。だから寛厳よろしきを得ることが大切なわけであるが、ただこれは、厳しさと寛容さを半々に表わすということではない。厳しさというものはなるべく少ない方がいい。二十%の厳しさと八十%の寛容さを持つとか、さらには十%は厳しいが、あとの九十%はゆるやかである、しかしそれで十分人が使えるというようなことが一番望ましいのではないだろうか。

【コラム】筆洗

2014年6月12日東京新聞TOKYOWeb

▼作家水上勉さんの小説『ブンナよ、木からおりてこい』(新潮文庫)にこんな場面がある。鳶(とび)に雀(すずめ)と鼠(ねずみ)が捕獲され、高い木の上に放置されている。いずれも死にかけており、お互いの身の上に同情し合っている

▼鳶が戻ってくる。どちらかが殺される。鼠が叫ぶ。「小雀がいる。おい順番にしてくれよ」。雀が金切り声を上げる。「鼠のほうが先だよオッ。助けてェ助けてェ」。さっきまで同情していた両者が恐怖で相手を売る

▼十一日の安倍首相と民主党の海江田さんの党首討論。集団的自衛権の行使についての「大一番」だったが、海江田さんの出来は良かったとはいえまい

▼首相は恐怖の理論で押してくる。言い方は慎重だが、強調しているのは中国と軍事衝突があるかもしれぬ、北朝鮮がミサイルを発射するかもしれぬ、鳶が襲ってくるかもしれぬ、であって「さて、それを防ぐためには…」という論法である

▼雀と鼠ではないが、恐怖を目の前にすれば、何をやっても逃れたい、備えたいと考えるもので、いわば「本性」を海江田さんはなかなか崩せない

▼拙速と主張しても恐怖を覚える人は耳を貸さぬ。歴史の教訓を持ち出してみても理解されぬ。「鳶は本当に来るのか、鳶と関係を改善する方法はないのか」。まず恐怖を疑い、別の道を考える発想が民主党にも見えない。かくして恐怖は拡大していく。それが恐ろしい。

☆ 今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆
  

Posted by kazu at 05:49Comments(0)