京つう

日記/くらし/一般  |日本

新規登録ログインヘルプ


QRコード
QRCODE
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
kazu
kazu
東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2013年10月23日

今日のコラム


10月23日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

原因は自分にある

 人間というものは他人の欠点は目につきやすいものだ。往々にしてなにか問題が起こると、それはすべて他人のせいで、自分には関係がない、と考えがちである。実際に他人のせいであって、自分は無関係な場合もある。しかし、それをそう判定するのは、あくまでも人間である。他人のせいではあるけれども、実は自分のせいでもある、というように、自分は全く関係がないとは言いきれない場合も少なくないのではなかろうか。

 少なくとも、問題が起こった際には、他人のせいだと考える前に、まず自分のせいではないか、ということを一度考え直してみることが非常に大切ではないかと思うのである。



筆洗

2013年10月22日筆洗(東京新聞TOKYOWeb)

▼子どもに「正直」と名付けたとする。その子が正直な大人になるかは分からないが、自分の名前である以上、正直かどうかを気にする人間にはなるだろう

▼劇作家マキノノゾミさんの『東京原子核クラブ』は物理学者の朝永振一郎さんをモデルにした人物の若き日を描く。舞台は一九三二(昭和七)年七月の東京・本郷の下宿屋だ

▼朝永さんの『量子力学と私』でも弱気な性格がうかがえるが、主人公の「友田晋一郎」は実に愚痴っぽい。勤務する研究所のレベルに「ついていけそうもない」「歯が立ちそうにもありませんわ」と、しばしば嘆く。それを慰める下宿仲間が楽しい

▼六五年十月二十一日、朝永さんのノーベル物理学賞受賞が、決定した。二〇一三年の同じ日(現地時間)、国連が核兵器の非人道性と不使用に関する共同声明を発表する見通しになっている。日本もやっと署名する。二十一日の署名はまだ確定していないが、同じ日に重なれば、うれしい偶然となる

▼署名で、朝永さんが訴えた核兵器使用の永久、無条件放棄に日本政府もやっと歩調を合わせる。表現が弱そうなことや、過去の日本の対応には不満も残るが、署名で政府も向かうべき道を強く意識する。「正直」の名をもらった子のようになる

▼実在の下宿屋は「平和館」という。思い出の名は朝永さんの頭の中にずっと残っていたに違いない。
  

Posted by kazu at 05:50Comments(0)