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kazu
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東京から奈良に越してきました。
奈良市に住んでいます。

2013年10月17日

今日のコラム

10月17日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

臨床家になれ

 経営、商売というものは、これを医学にたとえれば、臨床医学に当たると思います。その意味では、これに当たる者はみな、実地の体験をつんた臨床家でなくてはなりません。

 ですから、かりに販売の計画を立てる人が、自分自身、販売の体験を持たずして、その知識、才能だけに頼って、いわゆる机上のプランをつくっても、それは生きたものとはならず、失敗する場合が多いのではないでしょうか。やはり、臨床の仕事をしていく以上、実地の体験から入らなくては、一人前の仕事はできにくいと思うのです。

 この臨床の仕事をしているという心根をお互いいつも忘れないようにしたいものです。



筆洗

2013年10月16日筆洗(東京新聞TOKYOWeb)

▼<そうだ/うれしいんだ/生きる喜び/たとえ胸の傷が痛んでも> テレビをつけたまま、ウトウトとしていた時、耳にした曲の歌詞の深さに眠気が吹っ飛んだことがある。「それいけ!アンパンマン」の主題歌だった

▼「アンパンマン」のやなせたかしさんが亡くなった。あの歌もやなせさん自身の作詞だ

▼<何のために生まれて何をして生きるのか/答えられないなんて/そんなのは嫌だ> 生きる目的を見つけてと、子どもたちに教えている

▼「幼稚園で歌う歌詞ではない」との声もあったそうだが、やなせさんは「子どもの頃から、ずっと歌っていると、考えることが自然と身に付くような気がする」(『何のために生まれてきたの?』)と言った。いつか分かる。やなせさんは子どもと真っすぐに向き合う人だった

▼アンパンマンは異質なヒーローだ。怪獣をやっつける強いヒーローはいる。はらをすかせた人に自分の顔の「あんパン」を食べていいよと言ってくれる優しいヒーローはいない。戦争のひもじい経験。「正義の味方が最初にやらなくちゃいけないことは、飢える人を助けることじゃないか」と考えた

▼安倍晋三首相は所信表明演説の中で「意志さえあれば、必ずや道はひらける」と訴えた。国民も強い気持ちでガンバレと。それ自体はもっともな話かもしれないが、アンパンマンの優しさとは、異なる。


  

Posted by kazu at 05:58Comments(0)